複数の人

ビジネスマナーを研修に取り入れるメリット

子育てと学術研究を両立

子供と保育士

キャンパス内で保育を

待機児童問題に象徴されるように、わが国では現在、保育施設が慢性的に不足気味となっています。そのため、保育ニーズを満たすための試みがさまざまな形で行われています。その1つが、事業所内保育です。事業所内保育とは、会社がオフィスや工場の一角などに保育スペースを設け、従業員の子供を預かることをいいます。女性の社会進出が盛んになるにしたがって、設置例が増えています。この事業所内保育制度は、民間企業以外にも広がっています。たとえば大学です。キャンパス内の保育施設で教職員の子供を預かるこのシステムを、大学内保育といいます。大学内保育は、優秀な人材の確保という点でメリットの高いシステムです。学問の世界は、優れた業績を上げるのに性別は関係ありません。子育て中の女性であっても安心して働ける環境を整備することで、有能な教員を受け入れやすくしたり、育児を理由とした離職を防いだりするのに役立ちます。また、最近は社会人入試の制度を利用して、結婚・出産を経てから大学で学ぶ女性も増えています。大学内保育を運営して学生の子供も預けられるようにすれば、将来の人材育成という面でのメリットももたらされます。一方、子供を預ける教職員や学生にとっても、大学内保育は非常に便利なシステムです。通勤・通学がそのまま子供の送り迎えを兼ねることになるため、地域の保育園に預けるより手間がかかりません。また、子供が職場や学び舎のすぐ近くにいることで、安心感も得られます。